６月給食献立表

牛乳には、良質のたんぱく質や脂質、ビタミン類などが含まれています。

そして、何といっても子どもの成長促進や骨の強化に欠かせないカルシウムが豊富です。カルシウムが多い食べ物はほかにもありますが、牛乳にはカルシウムの吸収を助ける成分が含まれているので効率よくとることができます。冷蔵庫に常備して、１日１杯は飲むようにしましょう。

牛乳と人乳は、見た目が似ていても含まれている栄養成分などに違いがあります。牛乳は、たんぱく質やミネラルが人乳より多く、糖質は人乳の方が牛乳より多く含まれています。

それぞれが、子牛や人の赤ちゃんがきちんと成長するために必要な配合になっています。ですから生まれたばかりの赤ちゃんに、牛乳はあいません。やっぱり人乳（母乳）が一番なのです。

牛乳を飲むとおなかの調子が悪くなってしまう人がいます。

それは、その人の体の中に牛乳に含まれている乳糖を分解する消化酵素が少ないためです。

牛乳を温めたり、少しずつ飲んで慣らしていったりするほか、成長していく課程で改善されるといわれています。

また不調の原因は、牛乳の食物アレルギーである場合もあります。乳幼児期に多いので、下痢やぜん息、じんましんなどの症状が出たら早めに専門医にかかるようにしましょう。