佐土原 健太先生
#クラス担任 #元ちどりっこ #新米パパ #男性保育士
子どもに夢中!
ダイナミックな保育で自分も楽しむ
Q.保育士になったきっかけと、普段はどんな保育をしていますか?
A.学生時代、何か子どもに関わる仕事がしたいと思っていたところ、たまたま行った保育園のボランティアで子ども達が「先生!」と笑顔で駆け寄ってきてくれた時の嬉しさが忘れられなくて。僕もすごく楽しくて笑顔でボランティア期間を過ごしました。今度は自分が、たくさんの子ども達を笑顔にしてあげたいなと感じて、保育士になろう!と思ったんです。その後、ちどり保育園で実習をしました。そこで1人の男性保育士の先輩に出会ったとき、『あ、僕の将来のビジョンはこの人だ』とすぐに思いました。その先輩は、「こうやりたい!」と思ったらすぐ実行されていて、子ども達に対しても気さくで、面白くて大人気。今でもずっと憧れています。
僕は運動遊びや子どもとしっかり体を動かす保育が好きで、子ども達と一緒につい夢中になって遊んでしまいます。僕らしく、子ども達とはダイナミックに遊ぼうと思っています。また、鉄棒やとび箱など、すこしレベルアップした運動のとき、出来なかった子が一生懸命頑張って練習して出来るようになったときは自分の事のように嬉しい!子どものことを一番に考えて向き合っているとき、本当に保育士っていいなぁと思います。子どもを一番にと意識して日々保育もしていますが、思っているよりももっと自分は子どもに夢中なんだなと実感した出来事は、長い休みに入ると子ども達の夢を見るんですよ。今年もお正月の初夢がクラスの子どもたちでした。自分でもびっくりしていますが、【初夢が子ども達】は実はここ数年続いています(笑)
転勤で母園へ。
ちどりはどの園も過ごしやすい
Q.転勤を経験されていますが、そのときはどんな気持ちでしたか
A.結婚を機に、4年目で紅陽台ちどり保育園から、姉妹園であるちどり保育園に転勤してきました。3年間過ごした紅陽台ちどり保育園の子ども達や先生方、保護者の方たち…数年持ち上がりということもあって、お別れのときには僕も子ども達も保護者の方たちも、みんな涙が出てしまいました。でも、実はもともと僕の子どもの頃の母園はちどり保育園。学生時代の実習園もちどり保育園だったので、ここはなじみの場所。嬉しい気持ちで転勤してきたのですが、いざ来てみたら、最初だけはやっぱり寂しくて…時々紅陽台ちどりにも休みの日に顔を出すこともありましたが、子ども達の姿や先生方に話を聞いてもらったら、頑張ろうと思えました。そのあと、すぐに今の園にも慣れて、とても楽しく過ごしています。現在のこのちどり保育園も、以前の紅陽台ちどり保育園も、居心地がよくてすごく大好きです。どちらも子どもを一番に考えていて、いい環境の園ですね。
もうすぐ自分の子育てがスタート
保育士の妻と頑張りたい
Q.もうすぐパパになられるそうで、楽しみですね。実際にわが子の子育てがスタートするわけですがいかがですか
A.はい、あと一ヵ月で妻が出産を控えています。最近は夫婦で【2人で子育てしていく】ということについてよく話し合っています。妻も保育士なので、仕事復帰のこと、将来わが子をどの保育園に預けるかなど…けっこう真剣に話していますね。家事は、妻の料理が得意なので任せていて、僕は掃除を率先してやるようにして、分担できるように。これからは僕も家事育児も一層頑張らないと、と思っています。職場には主婦をされている先輩もたくさんいらっしゃるので、いろいろ話を聞いてみたいなと思っています。
男性だからできること、伝えられること
Q.ちどりで働いていて、どんなところが働きやすいと思っていますか
A.ちどりは、自分の苦手なことはしっかりと周りがサポートしてくれるような環境です。今は一人担任のクラスですが、行事前の作り物などの作業はほかの学年の先生方も協力して分担してくれるので、一人で抱え込んだりしないでスムーズに仕事が終えられます。
あと、男性として力仕事で頼られることも多いです。大きな楽器の出し入れや、脚立に上って高いところにあるものを取ったり、時には工具を使った日曜大工みたいな作業も。自分でも率先して動こうという意識もありますが、いろいろと頼ってもらえて、感謝されるのはありがたいです。保育園の中で、男性保育士はまだまだ少なく目立つ存在ですが、この岡山千鳥福祉会のなかでもどんどん増えてきているので、他の姉妹園の男性保育士とごはん会をしたり、情報交換をしています。今困っていることを相談し合ったり、自分の立ち位置だったりと、時には男性保育士ならではの悩み事なんかも…プライベートでも他の先生とフットサルで気分転換したり、交流も楽しんでいます!
いまは、男性の後輩ができたり、実習生を任せてもらったりと、僕も指導やアドバイスする立場になってきています。もともと僕はそういう上に立つようなキャラではないと思っているので、自分でも試行錯誤しながら対応していますが、自分が実習生のときや新人のときのように出会った先輩たちのようになれていたら良いなと思いながら接しています。保育士はやりがいのある仕事。普段の遊びから子ども達を育んでいく。その中できっと男性にしかできないことや伝えられることがあると思っています。
穏やかだけどパワーもある。頼りになる先生です。
佐土原先生は、男性保育士ですが、女性保育士より子どもに優しいと感じる一面もあるほど、穏やかに保育されています。細い体からは想像もつかないほどパワーがあり、力仕事など安心して任せられます。とても、頼りになる男性保育士です。
もうすぐパパになられるので、家庭と保育の仕事を両方どちらも手を抜かず、持ち前の甘いマスクで頑張られることを期待しています。どちらも頑張って下さい!(矢野園長先生より)