◇月目標から◇
よく噛んで食べよう
食生活の欧米化にともない、子供たちは歯ごたえのある固いものより、ハンバーグやカレーなど軟らかいものを好んで食べるようになってきました。そのため、「よく噛めない子」「噛まない子」が増えているといわれています。
よく噛むことで、あごの発達や病気の予防、脳細胞の働きなどに影響があるといわれています。小さい頃からよく噛んで食べる習慣が身につくよう、食事に工夫をしてみましょう。
噛むことを身につけさせる工夫
いつものメニューに、食物繊維の多い根菜(ごぼう、れんこん)やキノコ、乾物(昆布、ひじき)、貝などを取り入れて、よく噛んで食べることを経験させてあげましょう。
カレーにキノコを入れたり、素材を大きく切るだけでも噛む回数が増えます。また、野菜は煮るより生野菜のほうが噛みごたえがあります。
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◇今月の献立表より◇
新じゃがいものそぼろ煮
切干大根は、秋から冬にかけて収穫した大根を切って干したもので、乾燥させることでたんぱく質やカルシウムが多くなり、甘味と風味が増します。また、食物繊維やビタミン類、鉄などのミネラルを豊富に含んでいるので、近年、ヘルシーフードとして見直されています。
炒め煮は、おふくろの味といわれる伝統的な料理の一つです。その他に切干大根を使った料理として、サラダやはりはり漬けなどがあります。
よく噛んで食べる“カミカミ献立”として取り入れています。
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